海洋散骨ディレクター資格試験(全国海洋散骨船協会による認定)という資格制度もあります。
墓じまいを検討されている方やお墓を持たないことを決めた方の選択肢として、海洋散骨や樹木葬のニーズが高まっています。
個人のお客様からの依頼が多数を占めていますが、今後はお寺や納骨堂、葬儀会社からのご依頼の増加も見込まれています。
また海洋散骨を行った後、一周忌、三回忌など年忌法要ごとの法事で散骨を行ったポイントを訪れて、周期法要を兼ねた親族の船上懇親会を行うことを恒例とされているご遺族様もおられます。
具体的な業務内容
仕事のやりがい
すでにご葬儀が終了した後のお骨をお預かりし、散骨をお手伝いするお仕事です。そのため通常の葬儀とは異なり、明るい雰囲気の中故人様とのお別れを行われるご遺族の方がほとんどです。故人様との最後の思い出を良い形でお届けするために、ご遺族様のご希望を汲み取り、様々なサービスをご提案します。ご遺族が安心した環境で故人様のお見送りができるよう船舶に同乗し、安全に散骨を行い無事に故人をお見送りできたとき、達成感とやりがいを感じられます。1日1家族限定で海洋散骨を行っている会社もあり、提案するプランや当日の進行、アフターフォローなどお客様満足度を追求することが出来るお仕事です。
また、海洋散骨ディレクターは実際に散骨を行う船の中で、操船中の船長の目の届きにくい細かい安全上の管理を行い、航海上の危険からご遺族様を守る安全管理者としての役割も担う責任あるお仕事です。
近年では、認定資格の取得による業界内でのキャリアアップや、受注内容毎のインセンティブ支給による給料UPなどもあり、これも魅力の一つになっています。