遺品整理・特殊清掃の仕事

超高齢化社会となった日本では、ご葬儀に関するお仕事はもちろん、故人様が残された遺品の整理も大きな課題です。ご家族だけで整理を行うことに限界を感じる方も多く、今後も非常に多くの需要が見込まれます。 遺品整理士(一般社団法人遺品整理士認定協会による認定)という資格もあります。遺品整理士は、遺品整理を行う上で必須の資格ではありませんが、産業廃棄物法やリサイクル法などに関する法規制や事例に基づいた実務のノウハウが身に付き、遺品整理における一定の知識と技量レベルが証明されます。

具体的な業務内容

1.寝台車、霊柩車ドライバー業務、葬儀社の夜間代行業務
・寝台車(エスティマ、エルグランドなど)
故人様を病院・施設からご自宅や葬儀場などへお運びします。
ご依頼は24時間、365日発生しますので、夜間も稼働します。 主に2人1組で対応することが多いです。

・霊柩車(リンカーン、ベンツなど)
告別式を終えた故人様を葬儀場から火葬場へお運びします。
1人で対応を行うことが多いです。

2.葬儀社の夜間代行業務も行います。
夜間専門の霊柩運送事業を運営している企業の場合、ご依頼をいただいた葬儀社の代行で喪主様と打ち合わせを行います。
故人様を安置し、枕飾りを設置します。
喪主様と初期打合せを行い、葬儀社へ引継ぎます。

仕事のやりがい

葬祭業界・葬祭サービスでは、葬儀のご依頼後は、葬儀の実施までの短い期間に、24時間体制でスピーディーな対応・葬儀までの準備を行うことが必要になります。一方では、常にご遺族の悲しみに寄り添い、大切なご遺体を扱う責任は重く、精神的な強さも求められますが、ご遺族が安心して葬儀を行うことを献身的に支えるなかで、遺族から感謝の言葉をいただき、仕事を通じて大変感謝されることも多いです。ご依頼後から葬儀までを経て、無事に故人をお見送りできたとき、達成感とやりがいを感じられます。
また、葬祭ディレクターの仕事は、スタッフが手分けして行う「チームプレー」です。良い仲間にサポートしてもらい、丁寧に業務を進めていく必要があります。この仲間との出会い、良い仲間との仕事ができたときは、やりがいを感じられます。近年では、認定資格の取得による業界内でのキャリアアップや、受注内容毎のインセンティブ支給による給料UPなどもあり、これも魅力の一つになっています。

ご家族を亡くされたご遺族が、葬儀や各種手続きのほかに行う大切なお仕事が遺品整理です。個人の生活用品や思い出の品などを片付ける中で、紛失されていた重要な物品などを見つけることも。限られた時間の中で重要な遺品かどうかを判断し、処分をする決断力も重要です。遺品整理を終えて初めて、故人様とのお別れとして一区切りがつく方も多い大切なお仕事です。昨今では高齢化に伴って、生前整理の依頼も多いため、ご依頼のあったお客様とのコミュニケーションも必須です。 また、遺品整理は一人だけでなくスタッフが手分けして行う「チームプレー」が大変重要です。良い中間にサポートをおしてもらい、丁寧かつ迅速に業務を進めていく必要があります。



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